天神人形
ただいま当ショップのあちこちに、郷土玩具の天神人形が並んでいます。上の写真は店頭の一角。
秋田の天神様といえば寺内の菅原神社。境内の25本の梅は秋田で一番先に咲く木といわれて有名ですが、7本の桜もなかなか見事です。そして八橋人形のおでんつぁん。当ショップにも古いおでんつぁんが随身と供に座しています。
2026/4/21(Tue)
食卓のガラス
4月11日からJR秋田駅前のフォンテ秋田1Fギャラリープリモで「食卓のガラス」展が開かれています。すいか皿、あんみつ鉢、そうめん鉢、とっくり、薬味皿などなど、日用ガラスの展示販売会です。
写真は昭和の時代に量産された色付きコップ。1個600円(左)と700円(右)。どちらも高さ9cm。
とある工芸評論家が、量産品は作家ものより魅力的な場合があるというが、このコップはどうだろうか。
秋田駅前にご用の方はどうぞお立ち寄りくださいませ。
会期は5月10日(日)までです。
2026/4/12(Sun)
ショップのシュシュ
先週3月7日(土)から、JR秋田駅前フォンテ1階のギャラリープリモで「秋田のネクタイ」展が開かれています。秋田八丈や横手の絞り、絣など、その昔の布を材料にしたネクタイの展示販売会です。
上の写真は、この展示販売会にまぶしで紛れ込んでいる当ショップのシュシュ。材料はネクタイと同じ秋田の古布。ご自身の普段使いとして、またはお友達への贈り物としておすすめです。
お手に取ってご覧になりたい方は、同階のプリモ・カワカミへお申し出くださいませ。会期は4月5日(日)までです。
2026/3/15(Sun)
蓬餅
箕作りを生業とした秋田市太平の故加藤勝衛さんに句歌集『箕作りの歌』がある。
上掲の写真はこの句歌集の裏表紙。箕は筆者の作。
勝衛さんは句作にあたり「私は前書きや連作によって作品を解して戴くことに重きをおかず(中略)どの作も独立した作品として平明に詠むことにつとめた」という。
この季節、同句歌集から二句。
東風に持つ花の吹かるる葬りかな
亡き母に詫びごと多し蓬餅
勝衛さんのお母さんが亡くなったのは今ごろの季節なのだろうか。蓬餅は春の季語だという。
さて、二年前にあの世で再会したお母さんに、いっしょに蓬餅を食べながらなにを詫びているのだろうか。
2026/3/6(Fri)
ラッシュチェア
日本民藝館の隠れた名品に欧州の古い椅子のコレクションがある。その代表は何といってもウィンザーチェア。2017年9月、同館で開催された特別展「ウィンザーチェア-日本人が愛した英国の椅子」は大好評だった。
民藝の椅子といえばもう一つ、ウィンザーには及ばないが、座面がイグサで編まれたラッシュチェアもなかなかの人気である。
上掲の写真は池田三四郎著「松本民芸家具」の表紙。ラダーバックと呼ばれるラッシュチェアが芹沢銈介の型絵染でいきいきと描かれている。
2026/2/25(Wed)
南無阿弥陀仏
上掲の写真は柳宗悦・宗教選集第4巻『南無阿弥陀仏』昭和46年第5刷(初版昭和35年)
冒頭に「南無阿弥陀仏の意味を若い人たちのために平易に語った」とある。一「念仏の佛教」から十九「妙好人」まで全19章と「一遍上人」の解説書。当ショップ店頭価格1冊1,400円(税込)。
平易か否かは別として、この六字の言葉は、私たちが亡き人に手向けられる言葉としては平易でありがたい。
2026/2/21(Sat)
秋田の古本
1月31日(土)から、JR秋田駅前のフォンテ秋田1階ギャラリープリモで「秋田の古本」展が開かれています。秋田県内各地の歴史や民俗など、いわゆる郷土誌の古本展示販売会です。
古本の魅力は時を遡る出会いと感動。当時の写真や広告、折り込み資料も古本ならではの楽しさです。
上記の地図は、本展出品中の古本に折り込まれた地図。1949年(昭和24年)の秋田県の市町村が〇印で示されています。
さてこの地図、どの古本に折り込まれているのか。
探りあてご希望の方は、ギャラリー左奥のプリモ・カワカミへお申し出くださいませ。会期は3月1日(日)までです。
2026/2/1(Sun)
雪の豊かさ
東京の人は、秋田の雪は豊かで素敵だという。
どこが豊かで素敵か。今日は秋田市の沿岸部でも真冬日。道々は大吹雪。
写真は「秋田手仕事たより」第51号の表紙絵。秋田県旧協和町の二月の景色を描いた安藤ひろしさんの版画。東京深川出身の安藤さんが秋田に移り住んで40年目の作品です。
2026/1/20(Tue)
春風献上
新春早々、神奈川県南足柄市在住の角井正夫さん(木工)圭子さん(漆工)から年賀状が届きました。
図柄は春風にたてがみをなびかせた三頭の馬。LOVE&PEACEはいつもの願い。さらに今年は、熊の親子にどんぐりを振りまいて「山へ帰ろう」と諭します。
2026/1/12(Mon)
行キナン 行クヘ知ラデモ
あけましておめでとうございます。
新年2026年1月4日(日)、当ショップの営業が始まりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年頭に掲げる写真は柳宗悦の『心偈』の一句。版画は棟方志功。
生きてゆくことは、果しもない道を歩いてゐることなのである。何處を指し、何を目當てに旅を續けてゐるのか。目指す都があれば、目當てのない旅よりも歩き甲斐はあらう。だが、都があると、どうして初めから知り得よう。また都が何なのだと誰が知ってゐよう。之が都だと知って了へば、旅は終るのだらうか。知り得る都など、都と云ってよいであらうか。知り得ないものの深みへと近附くのが、旅ではないのか。行くへは定かでないとしても、歩き進むそのことに、人の暮しがあるのではないか。(昭和48年 柳宗悦選集第二巻『心偈』自註より)
2026/1/4(Sun)