ペンのまにまに
ヤマボウシ
 いま、秋田県立博物館の周辺ではヤマボウシが見ごろを迎えています。
写真(上)は、博物館の喫茶室から眺めるヤマボウシ。写真(下)はそのヤマボウシを外から写した二本の樹容。
このヤマボウシの鑑賞には冷たい飲み物がおすすめです。紙コップ片手に室内から鑑賞するもよし、ペットボトルのラッパ飲みで外から鑑賞するもよし。
喫茶室の自販機4機がみなさまのご利用をお待ちしております。
2026/6/5(Fri)
絵はがきとはがき絵
 いま、JR秋田駅前のフォンテ1階ギャラリープリモで「絵はがきとはがき絵」展が開かれています。観光地や歴史の街並み、風俗、芸能、アニメ等さまざまな絵はがきの展示販売会です。発行年はちょっと昔、切手代が2円(昭和23年)、7円(昭和41年)、20円(昭和51年)の時代。
写真は吉川保正画の絵はがき「岩手の郷土芸能」8枚組1,500円のうちの1枚。民謡「外山節」のわらび採りの風景です。保正といえば昭和初期、柳宗悦の東北の民芸調査に同行した岩手の工芸研究者として知られていますが、本業は東京美術学校で彫刻と絵画を学んだ芸術家です。
本展には保正のほか、渡辺浩三や館岡栗山、宮下廣吉らの絵はがきも出品されています。
会期は6月14日(日)までです。
2026/5/19(Tue)
蘇民将来
 蘇民将来(そみんしょうらい)は日本各地に伝わる民間信仰の一つ。
一夜の宿を乞うたみすぼらしい旅人を、冷たくあしらった裕福な弟巨旦(こたん)と快く迎えた貧乏な兄蘇民。実は、旅人は武塔神(むとうしん)という神で、蘇民には一夜のお礼として護符を授け、蘇民とその子孫を末代まで守ることを約束したという説話です。その約束の護符が各地にみられる「蘇民将来子孫也」と書かれた御札や茅の輪や木彫などなど。
上記の写真は六角の木片に蘇民将来子孫と書かれたストラップ。大型連休の厄除けに当ショップの片隅で販売しています。1本500円です。
2026/4/28(Tue)
天神人形
 ただいま当ショップのあちこちに、郷土玩具の天神人形が並んでいます。上の写真は店頭の一角。
秋田の天神様といえば秋田市寺内八橋(やばせ)の菅原神社。境内の25本の梅は秋田で一番先に咲く木といわれて有名ですが、7本の桜もなかなか見事です。そして八橋土人形のおでんつぁん(天神さん)。当ショップにも古いおでんつぁんが随身と供に座しています。


2026/4/21(Tue)
食卓のガラス
 4月11日からJR秋田駅前のフォンテ秋田1Fギャラリープリモで「食卓のガラス」展が開かれています。すいか皿、あんみつ鉢、そうめん鉢、とっくり、薬味皿などなど、日用ガラスの展示販売会です。
写真は昭和の時代に量産された色付きコップ。1個600円(左)と700円(右)。どちらも高さ9cm。
とある工芸評論家が、量産品は作家ものより魅力的な場合があるというが、このコップはどうだろうか。
秋田駅前にご用の方はどうぞお立ち寄りくださいませ。
会期は5月10日(日)までです。
2026/4/12(Sun)
ショップのシュシュ
 先週3月7日(土)から、JR秋田駅前フォンテ1階のギャラリープリモで「秋田のネクタイ」展が開かれています。秋田八丈や横手の絞り、絣など、その昔の布を材料にしたネクタイの展示販売会です。
上の写真は、この展示販売会にまぶしで紛れ込んでいる当ショップのシュシュ。材料はネクタイと同じ秋田の古布。ご自身の普段使いとして、またはお友達への贈り物としておすすめです。
お手に取ってご覧になりたい方は、同階のプリモ・カワカミへお申し出くださいませ。会期は4月5日(日)までです。
2026/3/15(Sun)
蓬餅
 箕作りを生業とした秋田市太平の故加藤勝衛さんに句歌集『箕作りの歌』がある。
上掲の写真はこの句歌集の裏表紙。箕は筆者の作。
勝衛さんは句作にあたり「私は前書きや連作によって作品を解して戴くことに重きをおかず(中略)どの作も独立した作品として平明に詠むことにつとめた」という。
この季節、同句歌集から二句。

 東風に持つ花の吹かるる葬りかな
 亡き母に詫びごと多し蓬餅

勝衛さんのお母さんが亡くなったのは今ごろの季節なのだろうか。蓬餅は春の季語だという。
さて、二年前にあの世で再会したお母さんに、いっしょに蓬餅を食べながらなにを詫びているのだろうか。
2026/3/6(Fri)
ラッシュチェア
 日本民藝館の隠れた名品に欧州の古い椅子のコレクションがある。その代表は何といってもウィンザーチェア。2017年9月、同館で開催された特別展「ウィンザーチェア-日本人が愛した英国の椅子」は大好評だった。
民藝の椅子といえばもう一つ、ウィンザーには及ばないが、座面がイグサで編まれたラッシュチェアもなかなかの人気である。
上掲の写真は池田三四郎著「松本民芸家具」の表紙。ラダーバックと呼ばれるラッシュチェアが芹沢銈介の型絵染でいきいきと描かれている。
2026/2/25(Wed)
南無阿弥陀仏
 上掲の写真は柳宗悦・宗教選集第4巻『南無阿弥陀仏』昭和46年第5刷(初版昭和35年)
冒頭に「南無阿弥陀仏の意味を若い人たちのために平易に語った」とある。一「念仏の佛教」から十九「妙好人」まで全19章と「一遍上人」の解説書。当ショップ店頭価格1冊1,400円(税込)。
平易か否かは別として、この六字の言葉は、私たちが亡き人に手向けられる言葉としては平易でありがたい。
2026/2/21(Sat)
秋田の古本
 1月31日(土)から、JR秋田駅前のフォンテ秋田1階ギャラリープリモで「秋田の古本」展が開かれています。秋田県内各地の歴史や民俗など、いわゆる郷土誌の古本展示販売会です。
古本の魅力は時を遡る出会いと感動。当時の写真や広告、折り込み資料も古本ならではの楽しさです。
上記の地図は、本展出品中の古本に折り込まれた地図。1949年(昭和24年)の秋田県の市町村が〇印で示されています。
さてこの地図、どの古本に折り込まれているのか。
探りあてご希望の方は、ギャラリー左奥のプリモ・カワカミへお申し出くださいませ。会期は3月1日(日)までです。
2026/2/1(Sun)