ペンのまにまに
古本のたのしみ
いま、JR秋田駅前のフォンテ秋田1Fギャラリープリモで「古本のたのしみ」展が開かれています。秋田の歴史や民俗、写真集、記念誌、伝記など身近な話題の古本販売会です。
写真は、同展で展示販売中の『ボクらの半世紀』税込1,000円。内容は「軽音楽と歌のグループ活動グラフ」「軽音楽と歌のグループ紹介」『日本のうた・ふるさとのうた(秋田県の100曲)』「音楽年表(昭和~平成)」「活動年表・会員メッセージ・会員名簿」などなど。秋田の軽音楽と歌の歩みを語るB5判、224ページの大作です。
立ち読みご希望の方は、同1階のプリモ・カワカミへお申し出くださいませ。
会期は9月7日(日)までです。
2025/8/10(Sun)
リンゴかご
 その昔、秋田県十文字町に竹細工があった。大正時代(1916年頃)に始まったその仕事は、平成10年代(2005年頃)まで佐藤又希智さんと息子の正行さんによって続けられた。
又希智さん正行さんの固い仕事は雄物川の川漁師や湯沢・平鹿の果樹農家に支持され、漁具、収穫かご、運搬かごなどを多く手掛けた。
写真は昭和10年代、又希智さんが修行時代に作ったリンゴかご。当時、一人前の職人は一日に80個を作ったという。
2025/8/6(Wed)
昭和のガラス
 いま、JR秋田駅前のフォンテ秋田1Fギャラリープリモで「昭和のガラス」展が開かれています。ワイングラス、タンブラー、小皿、小鉢、徳利、盃などなど、昭和時代に作られたガラス器の展示販売会です。
写真は型作りのガラスの徳利。戦後の間もない頃、東京の下町工場で作られたものといわれます。どちらも高さ17cm、二合入。1本1,200円。
真夏の夜、ガラスの徳利に旧二級酒の熱燗がおすすめです。
お買い求めはギャラリープリモで。販売会期は8月3日(日)までです。
2025/7/27(Sun)
樺細工のストラップ作り
 本日7月21日(月・祝)、秋田県立博物館のわくわく探検室で「樺細工のストラップづくり」が行われています。
賑わいの特別展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を尻目に、こちらは秋田の伝統工芸に触れる渋い体験教室。
わくわくスタッフのサポートを得て、午前の部11人の樺細工ストラップ、出来は上々。
写真は講師の八柳慶子さんです。
2025/7/21(Mon)
箕作りの歌
 昨年6月に亡くなった加藤勝衛さんの遺稿集『箕作りの歌』が6月16日、東京の出版社deco editorialから発行されました。著者は秋田市太平に伝わる太平箕の作り手。編集はご長男の加藤勝哉さん。
生業としての箕作りや行商の機微、身近な人々への限りない想いが、448句、615首に詠まれたせつなくも心温まる句歌集です。今の季節、一句選べと問われれば、

雨ひと夜磨きし石に蟹威張る

1冊1,100円(税込)。ジュンク堂やアマゾンでもご購入いただけますが、加藤さんと縁の深い当ショップでお買い求めいただければ幸いです。
2025/7/13(Sun)
昭和のガラス
 ただいまJR秋田駅前のフォンテ秋田1Fギャラリープリモで「昭和のガラス」展が開かれています。すいか皿、そうめん鉢、金彩コップ、とっくり、盃などなど、昭和時代に作られたガラス器の展示販売会です。
写真は草花が印刷された普段使いのコップ。1個350円。本体は東洋佐々木ガラスの定番タンブラーHS170。
このコップに見覚えがある方、その昔、粉ジュースを飲んでいた方は、ぜひお立ち寄りくださいませ。会期は8月3日(日)までです。
2025/7/6(Sun)
燻蒸休館
 2025年6月23日(月)~6月30日(月)、秋田県立博物館の燻蒸休館に伴い当ショップも休業いたします。オンラインショップもお休みです。
写真は、博物館の人文展示室の奥にある休憩所。中世の展示の折り返し点にあります。大きな窓とゆとりのベンチにエアコンが効いています。着席ご希望の方は7月1日(火)以降にお越しくださいませ。
2025/6/22(Sun)
冨岡商店クラフトマンシップ
 ただいまJR秋田駅前のフォンテ秋田1Fギャラリープリモで「樺細工の魅力」展が開かれています。古格の茶筒や盛器、創作のトレー、プレート、ラック等々、暮らしを彩る樺細工の展示販売会です。出品は世界を目指す樺細工の冨岡商店。今年の4月にはミラノで開催された「デザインウィーク2025」に参加出品し話題を呼びました。
写真は、橋本夕紀夫氏のデザインによる一輪挿し(商品名:フラワーベースstick)税込み5,500円。製作は冨岡商店のクラフトマンシップ。現在、ギャラリープリモで展示販売中。会期は6月29日(日)までです。
2025/6/15(Sun)
実感
 『民藝の歴史』(2016年、筑摩書房)の著者志賀直邦さんは、民藝運動の起点について「文芸雑誌『白樺』の創刊と同人たちの活動を挙げないわけにはいきません」と語っている。
白樺の同人たちの間では自らの実感に基づかない意見は書生論として軽蔑されたという。実感とは思いつきや他人の意見の受け売りではない自己の思索と体験による主体だという。
この主体の確かさが、いかなる時代も一貫してゆるぎないのが柳宗悦の思想であり、民藝運動の根幹であった。
写真は『白樺』大正2年(1913年)4月号。表紙絵はバーナード・リーチ。当ショップ蔵。
2025/6/8(Sun)
樺細工の魅力
 ただいまJR秋田駅前のフォンテ秋田1Fギャラリープリモで「樺細工の魅力」展が開かれています。古格の茶筒や盛器、創作のトレー、プレート、ラック等々、暮らしを彩る樺細工の展示販売会です。
産地の秋田県角館町は「民藝」に縁の土地柄。昭和9年(1934年)に同地を訪ねた柳宗悦は、クリスチャンの柴田斉氏の案内で近在の手仕事工房をめぐり、のちに柴田氏に宛てた手紙に「角館の人も町も忘れ難く再遊を期す」と記しました。
写真の樺細工は「ちらし皮」と呼ばれる山桜の樹皮を貼った茶筒。古品。
ギャラリープリモの会期は6月29日(日)までです。
2025/6/1(Sun)