岩七輪
その昔、秋田で七輪が作られていました。産地は旧森吉町浦田地区。柳宗悦の著書『手仕事の日本』に「恐らく七厘としては最も美しいもの」と紹介されています。写真左が芹沢銈介の小間絵でお馴染みの漆喰を施したもの。右は地元用の素焼きのもの。秋田で呼ぶ七輪はすのこに七つの穴(輪)があることに由来し、『手仕事の日本』で呼ぶ七厘は「炭の代金七厘にて足りる」に由来するそうです。鍋にはホタテの貝殻を使います。
今の季節なら、塩くじらのナスかやきです。
2023/7/25(Tue)
水分補給
一人の男性が素焼きの壺「オッラ」に飲料水を注いでいます。
このあとこの壺は、誰でも飲めるように街頭に並べられ、道行く人々ののどを潤します。
エジプト・カイロの朝の風景。2018年、設楽享良氏撮影。
2023/7/8(Sat)
いしばし民芸店
桜が終わったそのあと、角館は暫し静寂のときを迎えます。武家屋敷通りも新緑のなかに穏やかな佇まい。角館の魅力が際立つ季節です。
写真は樺細工伝承館前にある「いしばし民芸店」。
今年9月に開催される日本民藝夏期学校「角館会場」の受付窓口です。
2023/5/14(Sun)
秋田のネクタイ
戦後のこと。関西の織物産地では販売戦略の一つとして、売込先の名勝地や史跡名を冠する商品を作っていました。「十和田湖 織ゆかた」は秋田や青森に出荷された三河織物(愛知)の商標の一つ。当時はゆかたや丹前下に使われました。
現在、当ショップの店頭では、その古い布を使った手作りネクタイを展示販売しています。
2023/5/7(Sun)
柳宗悦の著書
2017年2月4日~3月26日、北海道立文学館で特別展「『手仕事の日本』と民藝の思想」が開催された折、当ショップからは柳宗悦の著書が出品されました。
その展示品と同名の古書の一部は当ショップの店頭で販売されています。
写真は北海道立文学館。当時の二月の景色です。
ちなみに同館では現在、「細谷源二と齋藤玄 北方詩としての俳句」展を開催中。昭和俳句の現在と未来を問いかけます。
同館は地下鉄南北線「中島公園駅」3番出口から徒歩5分。園内右手には豊平館、札幌市天文台、渡辺淳一文学館があります。
2023/2/18(Sat)
年末年始の休業
2122年12月28日(水)~2023年1月3日(火)、博物館もショップも休業いたします。
写真は「五尺笯(ど)」。旧十文字町の竹細工職人佐藤又希智さん(平成12年逝去)晩年の作です。又希智さんの笯にはたくさんのヤツメウナギが入ったとか。雄物川の漁もこれからしばらくはお休みです。
2022/12/27(Tue)
古本の季節
ここはエジプト、カイロの古本屋街。店内を覗けば、読むことのできないアラビア語の値札に魅了されます。
今日のカイロの天気は「晴ところにより曇り」気温24度。古本日和です。
2022/9/17(Sat)
工藝の古書
いま、JR秋田駅前のフォンテ秋田にあるギャラリープリモでは「工藝の古書」展が開かれています。『手仕事の日本』や『民藝四十年』、『蒐集物語』など、展示の20点はいずれも柳宗悦の貴重な工藝美論。芹沢銈介の装丁による珠玉の古書が並んでいます。会期は9月11(日)まで。
2022/9/5(Mon)
徴兵の美大生
2013年9月、エストニア芸大で講話「東北の手仕事と風土」の折、男子学生から筒描きの藍の浸染めの濃淡について質問があり、伏糊の説明に感心された。その後も東北の工芸について質問をもらい、最後はみんなで写真を撮った。帰り際、今度はこちらから「卒業後はどんな職業か」質問すると、「まず徴兵に出るのだ」と返されて驚いた。
ロシアと北欧の国々が話題になる中、彼の青年はいま芸術家だろうか、軍人だろうか。
2022/7/9(Sat)
かなせのさと 第七集
「かなせのさと」第七集が発行されました。秋田県立博物館菅江真澄資料センターの広報誌「かなせのさと」第161号~第197号の合冊本です。
菅江真澄資料センターだより「かなせのさと」は1996年の第1号から今年2022年の第197号最終号まで26年間の超大作。
この3月に同館を卒業された松山修氏の「深澤多市展」(会期7月3日まで)に並ぶ締め仕事です。
お求めは当ショップ店頭または当オンラインショップで。
2022/5/24(Tue)